
2008年05月01日
BallRoom

貴方と一緒に作ったBallRoom。
貴方は故郷を想い、Loaded HOGと名付けたわね。
もう2度と戻れないと、貴方は感じていたのかもしれない。
遠くを見るような目・・・
Loaded HOGの看板を出した日、看板を見る目にうっすらと涙が浮かんでいた。
まだ、客の来ないLoaded HOGで、踊ったわね。
この日ばかりは私達だけのLoaded HOG・・・
2008年05月01日
喧嘩
喧嘩をしてしまった。
悲しい顔をして貴方はホールをあとにした。
一人ホールに残った私・・・
我儘な私がいけないってしっている。私はいつも貴方を困らせていた。
貴方の優しさに甘えて・・・
どのくらいの時間が経ったのだろう。
気がつくと、貴方が・・・
後ろからそっと私を抱きしめ、耳元で、
ごめん
と一言。
そして、貴方の温かい唇が私のうなじに。
急に私は涙がこみ上げてきた。
・・・
もう泣かないで。
お化粧が崩れるよ。
さぁ、笑って。
そう言って私を抱きしめてくれた貴方は・・・
もう居ない・・・
悲しい顔をして貴方はホールをあとにした。
一人ホールに残った私・・・
我儘な私がいけないってしっている。私はいつも貴方を困らせていた。
貴方の優しさに甘えて・・・

どのくらいの時間が経ったのだろう。
気がつくと、貴方が・・・
後ろからそっと私を抱きしめ、耳元で、
ごめん
と一言。
そして、貴方の温かい唇が私のうなじに。

急に私は涙がこみ上げてきた。
・・・
もう泣かないで。
お化粧が崩れるよ。
さぁ、笑って。
そう言って私を抱きしめてくれた貴方は・・・
もう居ない・・・
2008年05月01日
怒られた

釣りをしている貴方の傍を泳ぎ回っていて怒られたこともあったわね。
釣れなかったら、晩御飯なしだぞ~!
って。
でも、貴方の顔は笑っていた。
いつも、釣り上げた魚を一番最初に食べるのはひふみだった。
貴方の傍らで、おいしそうに食べていた。
その、ひふみも・・・・
もう、戻っては来ない・・・

2008年05月01日
いつも・・・

貴方と私の傍にはいつもひふみが居た。
貴方の傍に寄り添って寝ていると、ひふみが二人の間に割り込んできた。
まるで私にヤキモチを妬いているかのように。
でも、そうではない。ひふみは貴方と私の子供。


そのひふみはもう居ない。
貴方も・・・
貴方も・・・
2008年05月01日
遠出

小島をあまり離れることのなかった私は、ある日一人で川を下り、海にでた。
見渡す限り、目を遮るものは何もない。
見渡す限りの青い海。
日の光を跳ね返しキラキラ輝く波頭は、まるで宝石のよう。
・・・って、ありきたりな表現ね^^;
でも、きれいだった。

本島に沿って南に下りほぼ半周したところに小島があった。
私の知らない小島。
あの桟橋は貴方が作ったのかしら・・・

大きな滝!
小島を少し過ぎたあたりから、滝の音が聞こえていた。
私の知っている滝は、私たちの住んでいる近くにある小さな滝だけ。
その滝も、遠くからしか見たことがなかった。
もっとよく見たい・・・
両側は切り立った崖。
それでも何とかよじ登って
